ミンククジラの親仔


  しっかりと寄り添う 2007年6月

初夏とはいえ、まだ水の冷たい日本海を泳ぐミンククジラの親仔です。3月10日にアップしたザトウクジラの写真同様、すでに発表されている写真の中から承認を頂いて公開しています。今回の写真は「新版 鯨とイルカのフィールドガイド」のほか、水産総合研究センターの「おさかな瓦版」最新刊(No.52)の表紙に使われました。良ければそちらも是非ご覧になってください。

ミンククジラは日本の近海にも少なからず生息していて、調査中はぽつぽつと発見があります(もっとも、南氷洋と違って噴気が見えることは稀なので、皆さんがフェリーなどから海を眺めていても本種を目にするのは少々難しいかもしれません)。ですが親仔というとほとんど記録がなく、どこで繁殖しているのか、あまりよく分かっていないという話を聞いたことがあります。私もこれまでにミンククジラの親仔は2~3度しか見たことがありません。この時の仔は生まれてまだ日が経っていないらしく、よく見ると尾羽の先が少し丸くなっています。お母さんのお腹にいた時に丸まっていたのが、まだ伸びきっていなかったようです。いろんな意味で貴重な一枚になりました。

本当に希少な発見だったので、ずっと観察していたかったのですが、仔はまだ浮上・呼吸がぎこちなく、お母さんも何だかしんどそう?(出産後、間もないですから)に見えたので、写真を撮った後は早々に終了したのでした。

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No title

おひさです。
この写真、好きだな~~~。
撮影者のクレジット見て、なんか嬉しくなったりして。。。

あっ 書籍の場合はクレジットとは言わないのかな?

Re: No title

この本を見れば、私が誰かバレバレですね~。
分かったところでつまらないので、どうか知らんぷりしてお付き合いくださいませ。

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mesoplodon

Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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