マンボウとアホウドリ


  知らんぷり 2008年5月

左は特別天然記念物のアホウドリ若鳥、右はフグ目マンボウ科のマンボウです。
調査の待機中にアホウドリがやってきたので写真を撮っていたら、水面にパタパタとマンボウのヒレが見えました。どうするのかと思ったら、マンボウは体色を白くしてアホウドリに接近、周回している様子です。これ、体に付いた寄生虫を食べて下さいよ~というアピールなんですね。

マンボウは体表にも体内にも寄生虫が多く、体表にはペンネラというヒモ状の生物がよく見られます(去年、サンマにひっついているのが話題になったので、ご記憶の方いらっしゃるかもしれませんね)。このペンネラを海鳥に食べてもらおうというのがマンボウの作戦。海面で体を真っ白にして横になり、鳥たちにアピールするのです。運良く寄生虫駆除をしてもらえればよいのですが、運が悪いと人間に見つかって食卓に上ることに…(遠くからでも本当によく目立つんですよ)。

この日のアホウドリは満腹だったのか、全く興味を示しませんでした。マンボウも暫く周回していましたが、やがてどこかへ去って行きました。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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