コアホウドリ


  渡る風に乗って 2008年5月

5月の相馬沖。仙台湾でミンククジラの調査を行っていましたが、この日は風が強くて終日待機。するとコアホウドリがやってきました。日本近辺で見られるアホウドリの仲間で、翼を広げると約2m。大きいですよ!海面近くを風に乗ってグライダーのように滑空します。余裕綽々すーいすい…ですが飛び立つのは苦手なようで、翼を広げ脚でばたばたと水面を蹴ってようやく離水。また水鳥なのに潜るのも苦手なようで、ミズナギドリやフルマカモメが獲った餌を、があがあ騒いで横取りしたりします。ま、生活がかかっているからきれいごと言ってられないんですけどね。

日本の周囲で見ることのできるアホウドリ類ではこのほか、絶滅しそうになってメディアでもよく取り上げられたアホウドリ、全身暗褐色のクロアシアホウドリがいます。時期にもよりますが、アホウドリも以前よりはよく見かけるようになった気がします。保護の努力の賜物ですね。クロアシアホウドリとコアホウドリは割と普通に見かけますが、どちらかというとコアホウドリの方が北の方まで分布している印象です。

船が漂泊していると時々すぐ近くまで泳いできますが、真っ黒な瞳がかわいいんですよ。何度撮っても飽きることがありません。こちらの姿に気が付いて、何度も振り返りながら離れて行く姿も何だか人間臭くて可笑しいです。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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