網走にて 4


  港の電柱 2009年8月

入港してから網走の街へ向かう途中、珍しいものを見つけました。最近ではとんと見なくなった木製の電柱です。ちょっと場違いな感じで立っていました。

あくまで個人的な見解ですが、家屋や電柱・看板といった、風景を構成する要素はコンクリートやプラスティックより木や石でできたものの方がしっくり馴染むように見えます。鉄道の写真を撮っているとよく感じるのですが、日本の風景を駄目にしたのはコンクリートとプラスティックではないかなと。都市であれ地方であれ、落ち着きのない安っぽい風景になってはいないでしょうか。

身の回りの素材には冷たいものと暖かいものがあって、我々も知らず知らず影響を受けているはずです。もちろんコンクリートやプラスティックにもよい所(経済性や可塑性など)は多々ありますが、コストが人の感性を押し潰す…そんな嫌な連想をしてしまいました。近ごろ巷で問題になっている“困った人達”は案外、こうしたところに原因があるのかもしれません。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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