博物ふぇすてぃばる


  金属製タイノエ 2017年7月

 東京・九段下の科学技術館で開催された「博物ふぇすてぃばる」に行ってきました。自然史や鉱物、天文など、博物学ゆかりの題材からなる展示や発表のイベントです。6室ある会場のほとんどは物販のブースが占めていて、標本あり、書籍あり、手芸品ありと楽しい内容でしたが、私の目を引いたのがこれ。

 タイノエといいます。魚類の寄生虫です。タイ等の口の中にいて、体液を吸っています。タイが食べているように見えるので、この名が付いたようですが、実際“餌”になっているのはタイの方。お察しの通り、陸上ではダンゴムシやフナムシに近い生き物です。先に口に入った方がメス、後から入った方がオスになるという生態を持っていて、そういえば先日、会社で解体したチダイの口からも大小ひと組のタイノエが出てきました(大きい方がメスで、腹部に大きな育嚢があります)。

 このタイノエ(模型?、フィギュア?、オブジェ?、ペーパーウェイト?)は、本物から型を起こして金属を流し込んだもので、長さが約45mm、価格は2,000円でした。写真のタイノエのほか、カニやエビなどの甲殻類、魚の頭部骨格などの商品があり、どれも人気のようです。HPでは、このタイノエについて少々マニアックすぎたとありますが、江戸時代は縁起物とされ、姿かたちは不気味ですが、決して怪しいものではありません!?

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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