去る者


  フウセン…いや西武101系です 2004年7月

去る者は日々にナントカといいますが、気が付くといろいろなものが身の回りから姿を消していきます。鉄道車両や航空機ばかりか、日頃慣れ親しんだ施設や商店など、風景自体が変わってしまうものもありますね。それから“人”。

突然世を去ってしまった友人や連絡が途絶えた人たち。ショックではありますが、そこは日々に疎しで、徐々に衝撃も和らいでいきます。忘却の彼方…ですね。でもなんだか猛烈に会いたくなる人っていませんか。

私は近ごろ、高校写真部の大先輩で、初めての師匠だったTさんのことをよく思い出します。下手な写真を見せるたびに「分からん…」と答えてくれたTさん。私が上京して連絡が途絶え、在学中に一度会ったきりで、次に消息が分かったのは10年以上も後のこと。入浴中に突然亡くなったということでした。

Tさんは舞台や芝居ポスターの撮影を中心に活動していた人で、私も高校生ながら舞台などの撮影に連れて行ってもらったのでした。ずい分後になって私も少し舞台を撮るようになり、今度はちゃんと見てもらいたかったと残念でなりません。教えてほしいことが山のようにありました。舞台とは、写真とは…。

会いたい人には会っておこう、疎遠な人には声をかけてみようと改めて思う今日この頃です。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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