都民の森に行ってきました ‐4回目‐ 9


  まるで… 2015年9月

 飛んでいる時も、花に止まった時も、蝶だとばかり思っていました。写真の“チョウ目イカリモンガ科イカリモンガ”…つまり、蛾です。いやはや、ややこしい連中もいたものですね。真昼間に飛んでいるし、翅を立てて止まるし。

 蝶も蛾も、同じ鱗翅目の仲間で、日本産では分類学上、セセリチョウ科、アゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科、シジミタテハ科、タテハチョウ科に属するものを「蝶」、これ以外を「蛾」としています。よく、昼間飛ぶものを蝶、夜に飛ぶものを蛾とするとか、胴体の細いものを蝶、太いものを蛾とするとかいいますが、例外はいくらもあって、このイカリモンガもそうした例外のよい例かと思います。要はそれほど差がないのですね。フランス語などのように、そもそも蝶と蛾を単語で区別しないところもありますし、つまるところ文化的な区分なのかと。

 昆虫が、その姿を何かに似せるのは、発見されるリスクを減らしたり、有毒と見せかけて捕食者から逃れたりといった、目的がしっかりしているものなのですが、このイカリモンガは蝶に似せると、どういう利点があるのでしょうね。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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