都民の森に行ってきました ‐4回目‐ 5


  サラシナショウマで吸蜜するキイロスズメバチ 2015年9月

 秋になって、スズメバチ被害が聞かれるようになりました。先日も北海道でスズメバチに刺された方が2人亡くなられたそうです。スズメバチは毎年、20人前後の方が亡くなられているという統計もあり、熊や蛇以上に恐ろしい存在となっています。これは種類にもよりますが、概ね夏から秋にかけて巣が大きくなり、働き蜂の数も増えて攻撃的になるからだとされます。巣や餌場を守ろうとする本能ゆえに、接近したり揺さぶったりしたものを襲うわけです…。

 私は幸いにも、スズメバチの巣と間近に遭遇したことはほとんどなく、単独で餌などを探すハチが興味を示して寄ってくるか、吸蜜中のハチを観察する程度でした。いずれもじっとしていれば襲われることもなく、大禍には至っておりません。単に幸運なだけかもしれませんが、そばに来ても手で払ったりせず、匂いの強い食べ物(ジャムパンなどは、てきめんにやってくるように思います)を持たず、黒っぽい服は避けるようにしていたことも効果があったのでしょう。

 昆虫はじめ、人間以外の生き物と上手に付き合うには、彼らのルールを理解することが大切ではないでしょうか。どうしても人間社会を基準(無意識に!)にし、その他の生き物について深く知ろうとしないことがスズメバチに限らず、被害を生むことになってはいまいかと思うのです。

 先日も山手線の駅で、ツツジの植栽に巻き付いたヤブカラシの花を車中から見ていましたら、オオスズメバチではないようでしたが、大きなスズメバチが飛来していました。危険とされる生き物は決して郊外や山中にだけいるのではなく、意外な身近にあるということも知る必要がありそうです。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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