ローカル線について


  待ち時間 2015年5月

 北海道のローカル線でまた、不採算などの理由により廃線が検討されているそうです。国鉄時代は、なんといっても国の事業ですから、利用する国民がいれば走らせようとしたと思う(末期はまあ、アレでしたが…)のですが、民営化ののちは採算性重視、利益を出せないものは整理すると。企業なので当然ということでしょうか。
 かつて鉄道網は旅客のみならず、工業原料から日々の食糧まで、ありとあらゆるものを運ぶため、少し大げさかもしれませんが、全国津々浦々まで張り巡らされていました。今日の状況、特に北海道においては「トラック輸送が鉄道に代わった」以上の衰退を感じます。これは同時に、国力の衰退ということなのではないでしょうか。使われなくなったから無くすという簡単なことではなく、どうやって維持、発展させるかを考えないと、この先本当に大変なことにならないでしょうか。また全国的に、地元の利便を後回しにして、収益の大黒柱を新幹線に頼ろうとする、事業のあり様も、何だか薄ら寒いものを感じます。

 ローカル線といえば、以前から不思議に思っていることがありまして…。列車が一日に数本、朝と夕方の通勤通学時に走るだけのような路線では、終着駅で折り返すまで間(つまり朝から夕方まで)、乗務員の方はどうしているのでしょうか。ひたすら待つのかなあ。かといって何かできるわけでもなさそうですし。人件費だって(無駄に?)発生しているのですから、何とかして経費を削減したい事業者にとっては、そうしたことも廃線の理由の一つなのもしれません。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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