鉄の塊


  岳南鉄道501 2008年9月

 静岡県富士市を走る岳南鉄道の比奈駅で、貨物列車の入れ替えを行うED50型ED501です。昭和3年、現在の上田鉄道である上田温泉電軌が川崎造船所に発注して生まれた電気機関車で、当時はデロ300型301といいました。昭和3年は西暦で1928年。今年が2015年ですから、御歳87歳の大ベテラン、いや長老です。
 車重40トンの巨体をちょっと持て余したのでしょうか、上田温泉電軌が昭和15年に廃車、その後、名古屋鉄道を経て1970年に岳南鉄道が譲渡を受けました。「501」は名古屋鉄道時代の車両番号をそのまま引き継いだものです。それにしても、流麗とは程遠いごつごつした姿ですね。しかし、ごついながらも窓のアールや屋根のカーブなどに当時のデザインセンスが感じられ、がむしゃらに働いてきた武骨な姿から渋ーい魅力を感じるのですが、いかがでしょうか。

 岳南鉄道自体は平成24年3月で貨物輸送が廃止されました。このED501以外にも機関車は何両か在籍していたのですが、その後はどうなったのか、気になるところです。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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