ムシ考


  アカアシハラナバツチバチのメス(だと思うのですが…) 2011年10月

 最近聞いた話です。誰しも子供の頃、散々お世話になったジャポニカ学習帳の表紙から昆虫の写真が消え、花の写真に置き換えられてしまったと。えっそうなの?と、文具コーナーをのぞいたら、本当に全て花の写真になっていて驚きました。また置き換えたのが2012年だというのも驚きました(全然知らなかったので…)が、「気持ち悪い」などとクレームを付けて昆虫の表紙を廃止に追い込んだのが親や教師だったということに大変驚きました。

 親や教師の世代ってどのくらいでしょうか。親なら20代~40代、教師なら50代くらいまで広がりますか。に、しても、皆さん子供の頃に虫をつかまえたり飼ったりしなかったのでしょうか。昆虫の中には見た目がグロテスク?なものもいるのですが、子供にとっては気持ち悪さより好奇心の方が上回って、手に取る、あるいは観察しようとしていたのでは。また学習帳の表紙にそんなグロテスク(個人的には大いに魅力を感じますが)な昆虫を使うはずもなく、色や形などに昆虫という生物の不思議や魅力を表現した写真であったと思いますが、そうした写真の価値を踏みにじり、排除してしまう感性にこそ、脆さや危うさがありますよ。いったい、(かつては子供だった)大人の、そして教育者のすることでしょうか。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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