大阪・和歌山出張 9


  昼下がりの0番線 2014年10月

 出張帰りの御坊駅。接続待ちのわずかな間、0番ホームに停車中の紀州鉄道キテツ-1を見てきました。

 紀州鉄道は紀勢本線御坊駅から西御坊までの2.7キロを8分で結ぶ地方鉄道です。私が子供の頃は御坊臨港鉄道という名称でしたが、後に買収されて紀州鉄道となりました。夏休みの家族旅行で、白浜や新宮に向かうディーゼル急行「きのくに」車内から、窓に額を擦りつけるようにして眺めたものです。おぼろげな記憶では、当時の車両は運転室前に荷物を載せるバケットのようなスペースがあったように思います。出張のこの日、車両こそ新しくなりましたが、子供の頃と同じように1両の気動車が、御坊駅0番ホームに停車していたのでした。

 小柄な車体に大きな窓、タイヤがあれば道路を走りそうです。この車両はカテゴリーで言うと「レールバス」、富士重工製のものは「LE‐Car(ライト・エコノミー・カー:軽快気動車)」と呼ばれます。キテツ-1はキテツ-2とともに兵庫県の北条鉄道から譲り受けました。レールバスの名の通り、12.5mの車体設計や部品(エンジンや折り戸など)はバスのものを多用しています。また営業用のレールバスでは唯一の2軸車(車輪が前後に1つずつ)と言うことで、ますますバスのようですね。

 特急が来るまでの5分間、今回は何枚か写真を撮るのがやっとでしたが、いつか乗ってみたいと思う路線です。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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