思いつくままに


  演奏の合間 2012年6月

このところ、小田急電鉄がポイントで脱線したり、指宿枕崎線で「いぶたま」が土砂で脱線したり、津軽海峡線で貨物列車が脱線したりと、鉄道の事故が続いています。小田急は通勤の足が止まってたくさんの人が迷惑を被り、「いぶたま」は負傷者を出し、海峡線は終日運転を見合わせて、これも大勢の人が困ってしまいました。いずれも一見、不可抗力のようですが、保線や車両保守、あるいは車両設計や運行計画まで見直すと、収支や合理化を優先する今日の鉄道の姿が見えてきませんか。

合理化のあまり組織のゆとり部分まで削ぎ落とし、結果、去ったものには不安を、残ったものには負担を負わせました。見掛けの数字と組織の強化は必ずしも比例せず、却って弱体化させているように思うのですが。事故は突然起こるものではなく、いくつもの原因が重なった結果として起こります。組織にゆとりがあって大勢の人の手で鉄道が守られていた時代には起こらなかった事故が今日、起きているように思います。鉄道に限らず、輸送にかかわる事業では人命が第一のはずですが、どこか軽視されているように思えて残念でなりません。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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