「食と農」の博物館


  カメレオンと目が合いました 2014年6月

土曜日に経堂へ出かけた目的は、東京農業大学の「食と農」の博物館と展示温室バイオリウムの見学。博物館は建築家・隈研吾氏の作品で、(私としては)シャープな直線と柔らかな光が心地よい空間でした。この日は開館10周年ということで、「農と祈り-田の馬、神の馬-」が展示されていました。馬が仲立ちをした農と信仰の関係を、実物や映像資料で示す企画です。藁の馬を神に献じる風習が、様々な行事に生きている様子、日々を機械やITに追い立てられる現代人には、どこか安らぐ、遠い記憶の源泉のような気がしました。これは9月まで展示しているそうなので、また折を見て訪ねてみたいと思います。

バイオリウムというのはバイオ(生き物)とリウム(空間)からなる造語のようですが、植物園や動物園の要素を取り込んだ空間です。貴重なマダガスカルの動植物はじめ、世界各地の調査で収集したコレクションが展示されています。建物自体は小規模ですが、展示内容はマニアックというか、かなり濃い内容でした。写真のカメレオンもそうした展示の一つで、思ったより活発に動いて愛嬌がありました。原猿類がちょっと見づらくて残念でしたが、私が学生だったら、入り浸っていたことでしょう。私の通った大学には、デッサン用のアヒルが数羽、放し飼いになっていたのみで、思えばずい分、つまらないところだったなあと。
このあと学内も少し見学しましたが、立派な図書館などなど、心底、ここの学生さん達を羨ましく思った次第です。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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