新潟の土蔵


  喰われつつあり 2012年8月

この夏、新潟のとある小さな街で目に止まった土蔵です。地面から這い上がったような植物が、端から浸食しています。まるで溶かすような、まるで喰らうような。土蔵にはもはや抗う力もなく、成すがままに喰われていきます。人が文明の力で作り上げたものを、植物という自然の力で再び無に引きずり込もうとしているかのようです。早回しにしたってどうかというくらい、ゆっくりとした速度でしょうが、昨日より今日、今日より明日…と着実に休むことなく浸食が行われていることに、身の毛がよだつ思いがするのです。

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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