緑萌ゆる季節


  草に覆われた柱 2011年9月

涼しいというよりむしろ寒かったGWから1週間、日中は気温も上がってようやく初夏らしくなってきました。

草陰では旺盛な食欲のナナホシテントウがアブラムシをもぐもぐ食べていたりするのですが、昆虫など動物界の生き物達の行動が活発化するとともに、植物にとっても生存のための熾烈な競争がスタートする季節です。
花粉を運ぶ虫にアピールするため、他より背を高くしたり強い香りを放ったり、あるいは光合成を行うためにいち早く枝葉を広げて日照を独占しようとしたり、中には他の植物に巻き付いて枯らせてしまうものまであります。植物とてこの星の生き物、他者から何がしか命を奪わねば生きてはゆけないのですね。

動的な動物、静的な植物と見えがちですが、植物は時間のスケールが違うだけで、なかなかダイナミックというか活発且つしたたかに行動します。違いといえば個体が歩きまわれないことでしょうか。しかし世代を重ね、時間をかけることで着実に勢力を拡大してきます。この時間スケールの差を軽く見ると、我々人類も植物に滅ぼされる日がやってくるかもしれませんよ。今でこそ地上で一大勢力を誇る人類ですが、地球規模で見れば新参者の弱小生物でしかなく、他の生き物と折り合いをつけてこの星でどうやって生きていくか、謙虚に考える必要があると思います。

Comment

Post a comment

非公開コメント

プロフィール

mesoplodon

Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR