博物ふぇすてぃばる


  金属製タイノエ 2017年7月

 東京・九段下の科学技術館で開催された「博物ふぇすてぃばる」に行ってきました。自然史や鉱物、天文など、博物学ゆかりの題材からなる展示や発表のイベントです。6室ある会場のほとんどは物販のブースが占めていて、標本あり、書籍あり、手芸品ありと楽しい内容でしたが、私の目を引いたのがこれ。

 タイノエといいます。魚類の寄生虫です。タイ等の口の中にいて、体液を吸っています。タイが食べているように見えるので、この名が付いたようですが、実際“餌”になっているのはタイの方。お察しの通り、陸上ではダンゴムシやフナムシに近い生き物です。先に口に入った方がメス、後から入った方がオスになるという生態を持っていて、そういえば先日、会社で解体したチダイの口からも大小ひと組のタイノエが出てきました(大きい方がメスで、腹部に大きな育嚢があります)。

 このタイノエ(模型?、フィギュア?、オブジェ?、ペーパーウェイト?)は、本物から型を起こして金属を流し込んだもので、長さが約45mm、価格は2,000円でした。写真のタイノエのほか、カニやエビなどの甲殻類、魚の頭部骨格などの商品があり、どれも人気のようです。HPでは、このタイノエについて少々マニアックすぎたとありますが、江戸時代は縁起物とされ、姿かたちは不気味ですが、決して怪しいものではありません!?

左膝のこと


  一粒300メートル 2017年7月

 土曜日、病院に行きました。5月の乗船中に痛めた左膝は、少しずつ回復傾向ではあったものの、出張やなんかで調子に乗って歩き回っていたら、症状が悪化しました。全く自業自得なのですが、痛くて辛いので、地元の病院の整形外科を受診しました。
 9時の診療開始の少し前、初診受付で貰った番号が23番。それほど多くないかと思ったのが大間違いで、自分の番になったとき、3時間が経過していました。さらにそこからレントゲンを撮って、担当の先生に説明してもらい、会計を済ませたのはなんと5時間後!しかも時折、耳に入る他の患者さんの噂話では、月曜はもっと混むのだとか。恐るべし総合病院。

 先生のお話では、症状としては軽症で、ごく初期の変形性関節症ということでした。いわゆる“水”が溜まってはいるけれど、注射器を使うほどの量ではなく、次第に抜けていくそうです。それでもこれだけ痛むのだから、関節のトラブルは恐ろしい…。結果、湿布と痛み止めを処方していただきましたが、念のため、再来週に膝専門の先生が来るので、もう一度診ていただくことに。
 これも先生のお話ですが、体重が1㎏増えると、膝にかかる負担が5倍になるそうです。今更ながらですが、体重の増加って、恐ろしいことですね。坂道や階段の昇降で膝に負担をかけないよう、エスカレーター等を使いなさいとも言われました。当分は安静?です。

 いつも思うことですが、健康に勝る宝はありませんね。皆様もどうかお体を大切に。

近況のご報告


  巡回する 2017年4月

 この1か月ほど、ご無沙汰していました。

 6月の1日に清水で下船、そのあとの仕事に目途がつかなくて考えあぐねていたところ、前職と同じ補助事業の別な構成員である公益社団法人の部長さんから、陸にいる間、仕事を手伝わないかとお誘いがかかり、誕生日の13日から築地に通っています。交通費支給、社会保険・厚生年金加入、10時出社(膝が痛いことへの配慮をしていただきました)、通常は私服、そして何より、調査の時は船に乗ってよいと。涙が出るほど破格の待遇を受けています。ありがたいことです。
 通い始めて1か月が経過しましたが、この間に出張が2回。最初が岡山で、今回は京都と大阪。昨日大阪で解散したため、実家に寄っています。

 岡山の出張は食育イベントのお手伝いだったのですが、「煮干しの解剖体験」というのをやりました。食べればそれまでの煮干しですが、上手に解剖すると脳や心臓、鰓耙(さいは=エラの付近にあって、餌を濃し取る器官)などを観察することができます。解剖体験を通じて魚食というものに関心を持ってもらうのが狙いで、子供たちだけでなく、大人にも好評でした。取り出した各臓器(といっても乾燥しているので、生々しさはありません)を台紙に貼って持って帰ってもらったのも、受けた理由かなと思います。参加者に解剖のアシストをしたり、パンフレットを配ったりするのが自分たちの仕事でしたが、私は解剖が下手くそ(勉強不足!)なので、ほとんど他のスタッフに任せていました…。

 京都・大阪は、秋に開催するイベントの打ち合わせだったのですが、京都ではちょうど開催されていた祇園祭の前祭(さきまつり)を見ることができました。生まれて初めて本物を見ました。歴史って、肌で感じるものなのですね。
 大阪では同行の部長さんが初めてということだったので、道頓堀のグリコの看板を見に行きました。平日なのにえらい人出。あちこちに提灯が下がっていて、そういえば天神祭りがもうすぐです。

 この2日間、とにかくよく歩きました。おかげで一度は復活?した膝が再び悪化、今日は母親にもらった絆創膏を貼ってなんとか凌いでいます(結構、効くものですね)。

 実は大阪に立ち寄ったのは理由がありまして、昨年、初期の認知症と診断された父親の症状がここ数カ月で進行し、介護にあたる母親が心配だったのです。今日はケアマネージャーさんと話ができて、ひとまず対応の方針も決まりました。ただ、症状は個人差があって先のことは予測しがたく、離れて暮らす身としては不安が募るところですが、幸いにケアマネージャーさんが大変親身に考えてくださる方で、まずは安心しました。

 明日、東京に戻ります。月曜日は海の日。安静にして膝の回復に努めます(近々治療を受けないといけません)。

江の島へ


  列車交換 2017年6月

 先々週のこと、サメ類の調査から戻ったところで、旧いお友達のNさんから、江の島散策に誘っていただきました。お会いするのは本当に久しぶりのことだったので、喜んでお受けしたのですが、調査で左膝と腰を痛めており、江の島の階段や坂道はちょっと無理と判断、電車に乗るくらいなら大丈夫かな~と急遽、鉄分補給にお付き合いをいただいたのでした。

 江ノ電というと、湘南のイメージと重なって何だかお洒落というか、カッコいいというか、ちょっと敷居が高い感じがして、撮りに来ることはなかったのですが、道路と共有区間があったり、創業当時のレンガのトンネルがあったり、とても興味深い鉄道です。営業不振から路線廃止、大手私鉄からの車両譲渡が多い地方私鉄にあって、自社発注の新型車両を導入できるというのは素晴らしいことだと思います。

誕生日、再び


  ステディー・オン・コース 2003年6月

 今日は50と6回目の誕生日。また一つ、歳を重ねました。フリーに戻ったことで、いつにも増していろんなことに翻弄されるこの頃でしたが、大きな怪我や病気もなく、身近な人たちも大過なく過ごせていることに心から感謝します。
 皆さんもどうか、お元気で。

プロフィール

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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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