近況のご報告


  巡回する 2017年4月

 この1か月ほど、ご無沙汰していました。

 6月の1日に清水で下船、そのあとの仕事に目途がつかなくて考えあぐねていたところ、前職と同じ補助事業の別な構成員である公益社団法人の部長さんから、陸にいる間、仕事を手伝わないかとお誘いがかかり、誕生日の13日から築地に通っています。交通費支給、社会保険・厚生年金加入、10時出社(膝が痛いことへの配慮をしていただきました)、通常は私服、そして何より、調査の時は船に乗ってよいと。涙が出るほど破格の待遇を受けています。ありがたいことです。
 通い始めて1か月が経過しましたが、この間に出張が2回。最初が岡山で、今回は京都と大阪。昨日大阪で解散したため、実家に寄っています。

 岡山の出張は食育イベントのお手伝いだったのですが、「煮干しの解剖体験」というのをやりました。食べればそれまでの煮干しですが、上手に解剖すると脳や心臓、鰓耙(さいは=エラの付近にあって、餌を濃し取る器官)などを観察することができます。解剖体験を通じて魚食というものに関心を持ってもらうのが狙いで、子供たちだけでなく、大人にも好評でした。取り出した各臓器(といっても乾燥しているので、生々しさはありません)を台紙に貼って持って帰ってもらったのも、受けた理由かなと思います。参加者に解剖のアシストをしたり、パンフレットを配ったりするのが自分たちの仕事でしたが、私は解剖が下手くそ(勉強不足!)なので、ほとんど他のスタッフに任せていました…。

 京都・大阪は、秋に開催するイベントの打ち合わせだったのですが、京都ではちょうど開催されていた祇園祭の前祭(さきまつり)を見ることができました。生まれて初めて本物を見ました。歴史って、肌で感じるものなのですね。
 大阪では同行の部長さんが初めてということだったので、道頓堀のグリコの看板を見に行きました。平日なのにえらい人出。あちこちに提灯が下がっていて、そういえば天神祭りがもうすぐです。

 この2日間、とにかくよく歩きました。おかげで一度は復活?した膝が再び悪化、今日は母親にもらった絆創膏を貼ってなんとか凌いでいます(結構、効くものですね)。

 実は大阪に立ち寄ったのは理由がありまして、昨年、初期の認知症と診断された父親の症状がここ数カ月で進行し、介護にあたる母親が心配だったのです。今日はケアマネージャーさんと話ができて、ひとまず対応の方針も決まりました。ただ、症状は個人差があって先のことは予測しがたく、離れて暮らす身としては不安が募るところですが、幸いにケアマネージャーさんが大変親身に考えてくださる方で、まずは安心しました。

 明日、東京に戻ります。月曜日は海の日。安静にして膝の回復に努めます(近々治療を受けないといけません)。

江の島へ


  列車交換 2017年6月

 先々週のこと、サメ類の調査から戻ったところで、旧いお友達のNさんから、江の島散策に誘っていただきました。お会いするのは本当に久しぶりのことだったので、喜んでお受けしたのですが、調査で左膝と腰を痛めており、江の島の階段や坂道はちょっと無理と判断、電車に乗るくらいなら大丈夫かな~と急遽、鉄分補給にお付き合いをいただいたのでした。

 江ノ電というと、湘南のイメージと重なって何だかお洒落というか、カッコいいというか、ちょっと敷居が高い感じがして、撮りに来ることはなかったのですが、道路と共有区間があったり、創業当時のレンガのトンネルがあったり、とても興味深い鉄道です。営業不振から路線廃止、大手私鉄からの車両譲渡が多い地方私鉄にあって、自社発注の新型車両を導入できるというのは素晴らしいことだと思います。

誕生日、再び


  ステディー・オン・コース 2003年6月

 今日は50と6回目の誕生日。また一つ、歳を重ねました。フリーに戻ったことで、いつにも増していろんなことに翻弄されるこの頃でしたが、大きな怪我や病気もなく、身近な人たちも大過なく過ごせていることに心から感謝します。
 皆さんもどうか、お元気で。

七転び八起き!


  声なき叫び 2017年6月

 下船して10日が経ちました。この間、痛めた膝と足は快方に向かい、切り傷はもはや気にならない程度に回復。次の調査までのアルバイトも、以前仕事でお付き合いのあった会社の部長さんから声をかけていただき、明日から働けることになりました(本当にありがたいことです)。その矢先…。

 夕方、メールが届きました。鯨類調査の担当の方からです。曰く、7月中旬から参加できそうだった調査の仕事が、お役所の意向で他の方を採用することになったと。しばらく呆然となりました。すごく期待していたのに。これからの生活もあるのに…。
 とはいえ、こちらがお願いしている立場なので、分かりましたというほかなかったのです。

 参ったなあ。

 同じ調査で乗船調査員の募集締め切りは先週の金曜日でした。僅差で間に合わず。どういうことかと考えましたが、うまくいかないときはうまくいかないものですね。

 凹んでいても仕方ないので、気持ちを切り替えて次に進みます。前へ、前へ。

東京に戻りました


  清水港にて 2017年6月

 サメ類への標識調査ということで20日間の航海が終わり、6月1日、東京に戻りました。調査の常で、まあいろいろとあったわけですが、今航海は体の方がポンコツになりました。左膝と腰の痛み。調査後半から痛みだして、最初は騙し騙し。そのうち階段の昇降も辛くなり…。といって休むわけにもいかず、結局ビッコを引きながら仕事をしていたのですが、下船してからも痛みが残っています(徐々に回復傾向)。いやはや歳でしょうかね。また慣れないうちは釣針(特大!)を手に刺したり、餌のサバの尻ビレにある棘が指に突き刺さったり、刃物で切ったりして、本当に血だらけ傷だらけになりました。
 それでも初体験の延縄漁法では、対象となるサメ類のほか、アカマンボウなど珍しい魚もかかり、見るもの聞くもの新しく刺激的でした。対象としてはほぼ雑魚扱いでしたが、ミズウオという魚の胃の中から現れる大型プランクトンや各種稚魚などが直下の海中の生物相を示しており、こちらも大変興味深いものでした。

 7月は鯨類の生物調査(捕獲した鯨類の体長等測定したり、サンプルを採取したり)で声をかけていただいています。実際に参加するのは初めてなので、とても楽しみにしています。でもまず、この膝と足を何とかしなければ…。


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Author:mesoplodon
子供の頃から「生き物」「乗り物」「化け物」好き。海やら街やらで写真を撮っています。

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